こんにちは。ぷくです!
このブログの読者の中には、TOEICの勉強をされている方も多いかと思います。
TOEICのスコアってなかなか思う通りに伸びないですよね。
英語力を伸ばすためには、時間と労力がとてもかかるんです。
しかし、解き方だけでスコアをアップさせることはできます。
今回はTOEICのリスニング問題の解き方を伝授したいと思います。
前編と後編の2回に分けて紹介したいと思います。
ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。
・TOEICを勉強中の方
・TOEICのスコアが伸び悩んでいる方
Contents
TOEICリスニングの問題構成
まずは、リスニング問題の構成をおさらいしましょう。
TOEICのリスニング問題は、約45分で100問を解かなければなりません。
問題は4つのpartで構成されており、内容と問題数は以下のようになっています。
Part | 内容 |
---|---|
Part1 | 写真描写問題(6問) |
Part2 | 応答問題(25問) |
Part3 | 会話問題(39問) |
Part4 | 説明文問題(30問) |
それぞれのpartで内容や解き方が変わります。
最初のうちは、partごとの気持ちの切替や次の問題への切り替えができなかったりしますが、練習すれば慣れていくので大丈夫です。
それでは、partごとに解き方を解説していきますね。
PART1の解き方
Part1は、写真描写問題です。
写真に描写されている風景や人物について短い説明文が4つ流れます。その中から、最も適したものを解答します。
Part1は、問題が流れる前に文章を頭の中で浮かべることが大事です。
写真の風景や人物についてできる限り特徴を捉えましょう。
英語で文章が作れることが理想ですが、慣れていない方は日本語から始めてもいいと思います。
例えば、下の写真では次のような文章が思いつくでしょう。
- 女の人がコンセントを挿している(a woman is plugging)
- 大きなテレビがテレビ台の上に乗っている(a big television is on a stand)
- 多くのデバイスがある(There are many devices) etc…
文章を作るのに時間がかかってしまう方は単語だけでも思い浮かべてみましょう。
例えば…
- 女の人(woman)
- テレビ(television)
- コンセントを挿す(plug) etc…
ちなみに、例の写真は以下のような問題です。
B : A woman is dusting a television screen.
C : A woman is watching a television.
D : A woman is plugging a power cord into an outlet.
解答: D
あらかじめ自分で単語や文章を思い浮かべるだけで、解答しやすくなります。
TOEICのリスニング問題の中で、1番点を取りやすいのがPart1です。
確実におさえて、正答率をあげていきましょう。
もし分からない問題があっても、1番可能性の高いものにマークをし、次の問題にとりかかりましよう。
TOEICでは、ミスを恐れないこと引きずらないことが非常に大事です。
PART2の解き方
Part2は応答問題です。
1つの質問あるいは文章に対する応答が3つ流れ、適切なものを1つ選択します。
Part2の難しいところは、問題ごとにシチュエーションが変わるところです。
短い問題文だけを手がかりに、そのシチュエーションを思い浮かべなければいけません。
4つのpartの中で、1番頭の切り替えが難しいpartかと思います。
Part2の問題文は、疑問文・肯定文・付加疑問文と様々です。
問題文を全て聞き取って理解した上で、選択肢を聞くことが1番の理想です。
しかし、25問全てを聞き取って理解することは、英語力の面でも集中力の面でも至難の技です。
ただ単純に問題文を聞いてしまうと、途中や最後に聞き取れなかった単語やフレーズに気を取られてしまいます。
その結果、問題文が何の話だったか覚えていない状態になりがちです。
Part2では問題文が一瞬で終わってしまうので、聞き取れなかった単語やフレーズに気を取られている時間はありません。分かる部分を確実に拾って、問題文の概要を掴みましょう。
私のおすすめの解き方は、最初のいくつかの単語を特に集中して聞くことです。
例えば、以下の問題を聞いてみてください。
例題の問題文は短めですが、もし聞き取れなくても最初のWhereと語尾のイントネーション(疑問形の場合、語尾が上がる)さえ聞き取ることができれば、「場所に関する質問だな」と理解することができますよね。
あとは、場所に関する回答をしているA(Next to the water fountain)を選択すればいいということになります。
この解き方は5W1Hの疑問形で非常に有益です。
5W1Hの疑問形以外の文章でも、この解き方は効果的です。
問題文の最初を集中して聞くことで、肯定文か疑問文かがわかりますし、解答のヒントになる動詞や名詞も捉えられる可能性が高いです。
Part2の問題が苦手な方は、ぜひ試してみてください。
ちなみに、例題のスクリプトは以下です。
A : Next to the water fountain.
B : Ill send the fax tomorrow.
C : By Wednesday.
解答: A
Part1・2共通の解き方のポイント
最後になりますが、Part1,Part2で共通の解き方になります。
Part1,2は共通して、選択肢は問題用紙に記載されていません。
また、選択肢を全て理解し覚えることは非常に難しいと思います。
みなさんも全ての選択肢を聞いた後に「あれ、Aは何だったっけ?」となった経験はありませんか。
選択肢を全て聞いてから解答を選ぶことは意外にも高度な技です。
A→B→C(Part1はDまで)と流れる選択肢を聞きながら、解答を絞っていきましょう。
絞っていく中で、自分が答えだと思うマークシートの選択肢の上に鉛筆を置くと効率よく解答出来ますよ。
また、問題用紙への記載は原則禁止なので注意しましょう。
- Aの選択肢を聞く(鉛筆はAの上に置いておく)
- Bの選択肢を聞く(Bが正しいと思ったらBに移動)
- Cの選択肢を聞く(Cが正しいと思ったらCに移動)
前編の総括
今回紹介した解き方のポイントをまとめておきます。
- 問題が流れる前に写真を見て文章を思い浮かべよう
- 聞き取れなかった単語やフレーズに気を取られないようにしよう
- 問題文の最初は特に意識して聞こう
- 選択肢を聞きながら、解答を絞っていこう
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はTOEICリスニングの解き方の前編として、part1,2について解説しました。
私も実際に使っている有益な解き方なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
part3・4については後編で紹介しております。
TOEICリスニングのスコアをあげたい方へ!スコアが上がる解き方を教えます!【後編】最後まで読んでいただきありがとうございました。